ヴァレンタインデー。
女の子にとっても、男の子にとっても特別な日。
例え、日本のお菓子メーカーの策略でも、もらえれば嬉しい。
けれど、中にはチョコがダメな人がいる。
そう、私の彼氏もその中の一人。
Happy Valentine day
今年もヴァレンタインが来た。
去年チョコを贈ろうとしたら、
「悪い、俺、チョコ食えないんだわ。」
といわれ、その代わり、私自身がヴァレンタインの贈り物になっていた。
翌日は、ナルトたちに修行をつけてあげるはずだったのに、ベッドから起き上がれず
やむなくキャンセルにして、後でブーブー言われた。
今年もソレでは結構(かなり)きついので、今年は普通に贈り物をしようと、
街まで出てきたのは良いが、何を買ったらいいか分からず、結局人生いろいろに駆け込んだのだった。
「紅姉〜、カカシさんに何あげたらいいと思う?」
「カカシになんてあげなくて良いわ、もったいない!」
拳を握って、本気で言っていたので、アンコちゃんに話を振ったら、
「な〜に?あんな奴にあげなくても良いわよ。あたしが貰ったげるvv」
にこやかに言われてしまった。
「あのね〜。本気で聞いてるんですけど?ちゃんと考えてよ〜〜〜。」
頬っぺたを膨らませていたら、後ろからブニってつつかれた。
振り返ったら、ゲン兄が立って笑ってた。
「そんなにブー垂れて、何の話してんだ?」
「聞いてよ、ゲンマ!ったら、カカシなんかにヴァレンタインの贈り物しようとしてんのよ!!」
アンコちゃんが大声でゲン兄に言った。
「はぁ?付き合ってんなら、それくらい当然だろ?」
「ねぇ、ゲン兄。何あげたら良いと思う?」
なんだかんだ言って、結構仲がいい二人のことだから、好きなものとか知ってるかもって思ったのに、
返ってきた言葉は、
「でいいじゃん。」
だって!
ムリだから聞いてんのに〜〜〜〜〜〜〜!!
紅姉が引っ張って、私を抱き寄せた。
「何言ってんのよ!が汚れちゃうじゃない!!!!」
「イヤ、もう喰われ・・ブ!!」
アンコちゃんの裏拳が見事にゲン兄の顔に直撃。
そのまま伸びちゃった。
「チョコがダメなら、クッキーとかは?」
「カカシさんは、甘いものを口にしません。」
「カカシの好物を作るとか。」
「和食になっちゃうから駄目。」
「「・・・・・はぁ・・・・」」
あの〜。はぁ〜って、私がため息つきたいよ!!
「、あんたカカシの好きな色、知ってる?」
「?うん、知ってるけど?」
「じゃあ、行きましょうか。」
そのまま手を引かれて、デパートに向かった。
連れて行かれたのは、紳士服売り場。
「アンコちゃん?紅姉?」
「、カカシの服のサイズは?」
「?2Lだよ。」
「じゃぁ、ここね。」
「???」
あんまりわかんないんですけど?
「食べ物が駄目なら、服とか、身に着けるものでいいんじゃない?」
「ああ!なるほど!!!!!」
そうか、服って手があったんだよね!!
あはは、思いつかなかったvv
「じゃあ、早く選んじゃいましょ?」
「うん!」
それから3時間、あ〜でもない、こ〜でもない、あれが良い、これが良いとショッピングを楽しんだ。
そして、やっと決まったのが、白いトレーナーとカシミアのマフラーと黒のコート。
カカシさんて、家の中にいつ時は薄着何だもん。
寒くないの?って聞いたら、
「寒いけど、着るもんないし、買うのもめんどくさいし。」
って言ってたから。
ちょっと高かったけど、カカシさんのためならいいか。
「今日はありがとうvvとっても楽しかったよ!」
「私もよ、また行きましょうね。」
「今度はもっとゆっくりしたいわね。」
そのまま三叉路で別々の道へ進んだ。
途中で、上から白いものが降ってきた。
「わぁ〜雪だぁ。」
ヴァレンタインに雪なんてロマンチックだなぁって、眺めながら歩いてたら、
前からよく知った気配が近づいてきた。
絶対に間違えるはずも無い。
私の大好きな彼。
「、買い物にでも行ってたの?」
「うん、アンコちゃんたちと。カカシさんは?今、帰り?」
「ああ、今日はもう上がりだよ。」
お互いにニッコリ笑って、手を繋ぎながら帰った。
ご飯もお風呂も済ませて、リビングでコーヒーを飲みながら寛いでた。
ふと、何かが足りないような気がする・・・・・・。
そうだ!チョコの山が無いんだ!
去年は、あんなに沢山貰ってきてたのに。
「ねぇ、カカシさん?」
「ん?な〜に?」
「今年は、チョコ貰って来ないんですね。」
「ああ、甘いもの嫌いだし。それに、以外からは貰いたくないもん。」
そう言って、ギュって抱きしめてくれた。
すっごく嬉しいことをさらっと言われて、多分私の顔は、びっくりするくらい赤い。
恥ずかしくって、カカシさんの胸板に顔を埋めるように擦り寄った。
「あ!カカシさん、ちょっと待ってて!!」
そう言うと、部屋に置いてあったプレゼントを手に持って
リビングに戻った。
「ハイ、これ。」
「俺に?」
「うん!アンコちゃんと紅姉と一緒に買ってきたんだvv」
「ありがとう。」
いつもはしない、柔らかい笑顔でお礼を言われちゃった。
その顔が余りにも綺麗で、本当にドキドキする。
「どういたしまして。」
笑顔で返したら、唇に柔らかい感触があった。
何も抵抗せず、そのまま暫く、ぬくもりを確かめ合うように
お互いの唇を貪った。
どのくらい経っただろか、指に冷たい感触が伝わった。
唇を離して、左手を見ると、シルバーの指輪が薬指にはまっていた。
「カ、カカシさん!これ!」
驚いて、顔を跳ね上げると、カカシさんは真剣な顔で私を見ていた。
「 さん、俺と、結婚してください。」
最初、なんて言われたか理解できず、固まってしまった。
徐々に脳が働きだして、結婚っていう単語を引っ張り出してきた。
その言葉を完全に理解すると、嬉しくって、目から雫がこぼれた。
止めようとするんだけど、なかなか止まんなくて、震える口元を必死で押さえてた。
「、返事、聞かせてくれる?」
二、三回深呼吸をして、ゆっくりと口を開けた。
「私・・・・なん・・・・か・・で・・いいの?」
「がいいの、じゃ無きゃいわな〜いよ。」
それが嬉しくて、尚更涙が止まんなくなった。
「。」
私は、何回も頷いて、やっと返事をすることが出来た。
「はい、喜んで。」
聖夜に再び結ばれた私達は、半年後、本当の夫婦になれました。
これからの季節は、カカシさんと共に、永遠に。
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ヴァレンタインssでした。
あぁぁぁぁぁ!!!!
思いっきりギャグにしようと思ったのに〜〜〜〜。
てか、ゲンマさん出演短!!
アンコちゃんから殴られて、そのままほったらかしです(苦笑)
チョコは、俺も食えません。
食えなくは無いんですが、甘すぎるため好まないんです。
それを被せて書いてみました。
ヴァレンタインに免じて、どうか平に〜〜〜〜〜。
それでは、よいヴァレンタインを。
2005/02/14