「なんて言うか、お前ら嫌いだ。」

 

始めに先生から言われた言葉。

里のみんなが俺のことを嫌っているのは知っている。

だから、今更って感じがする。

 

だけど、なんか辛かった。

 

この、はたけカカシって人が俺らの担当上忍になった。

初めて会うはずなのに、懐かしかった。

雰囲気もそうだけど、色がそう思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sorrow serenade

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日、任務で町のごみ拾いをした。

また罵倒されるのは目に見えていて、嫌だなぁとも思った。

けど、これも仕事だからすっぽかすわけにはいかない。

サクラちゃんやサスケは俺が九尾なんだとは知らない。

だから、休んじゃうと変に思われるから行くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

任務中にやっぱり囲まれた。

みんなと離れて作業していたところを見計らってきていた。

 

 

 

 

 

 

俺は、抵抗なんてしない。

しても無駄。

絶対にやめてくれない。

むしろ面白がってなお更長くなる。

 

 

 

この人たち、前に来た人たちだ。

そん時は、きれいに骨折られたっけ。

もう治ってるけど。

 

 

 

 

 

 

 

「よう、この前折ったところはもう治ったのか?やっぱり化け物だな。」

 

 

冷たい目で見下ろされるのもいつものこと。

これから、鳩尾に一発かな。

 

 

 

 

「今日は、どこの骨がいい?足か?腕か?それとも、首か?」

 

 

 

 

この人は、骨を折るのが趣味らしい。

誰にもできないから、俺がされる。

最初は痛いけど、直に痛みは引いてくる。

 

 

 

 

やっぱり、後ろの人が鳩尾を狙って殴った。

少しよろめいたときに、右足にローが決まった。

さすがに、こんな凄い蹴りをかませるのは忍び、しかも中忍以上だろう。

電気が走ったように足が痛んだ。

折れはしなかったが、皹が入ったな。

思わずついてしまった尻餅を、都合がいいと言わんばかりに蹴飛ばされた。

 

「じゃあ、この足にしようか。」

 

そういうと、脛めがけて踵を落とされた。

 

 

ボキリと嫌な音がした。

完璧に折られた。

慣れても、ここだけは勘弁してもらいたい。

電気が走ると言うよりも、ドライアイスを中に入れられたみたいに痛い。

 

「ぅ・・・・っつ・・・・。」

 

 

小さくうめき声を上げると満足したかのように、男達は去っていった。

 

 

 

ああ。どうしよう。

完全に折られてる。

右足が動くから何とか歩けるけど、走れって言われたら無理だな。

靭帯まで切れてる。

右は、神経のほうをやられたみたい。

皹が入ってるはずなのに、痛みを感じない。

 

幸い路地裏だから、通行の邪魔をせずにすむ。

時間になるまで、ゆっくりとしてよう。

それから、少しずつなら引きずらないであるける。

 

 

 

 

 

 

 

壁にもたれかかって休んでいたら、急にまぶたが重くなった。

うとうとし始めて、暫くしたら回りが煩くなった。

聞き覚えのある声、懐かしくて落ち着く。

その声を子守唄代わりに、俺は完全に瞼を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がついたときには、見覚えのない部屋にいた。

 

 

 

 

ぼぉっとして、何を見ているのか自分でも分からなかった。

 

 

「ナ〜ルト、目、覚めた?」

 

 

 

「・・・・カカシ・・・・先生?・・・」

 

いつものマスクや額当ては外してあったから、一瞬誰だかわかんなかった。

先生の目は、左右で違う色をしていた。

確か、オッドアイって言うんだっけ?

 

 

 

「ナルト、もう少し寝てなさい。今から発熱すると思うから。」

 

「・・・発熱?」

 

 

別に風邪を引いているわけでもないし、熱なんて出ないはずなんだけど。

何で、熱が出るんだろう?

変なの

 

起きあがろうとした時、足に激痛が走った。

さっき折られたことを思い出して、顔をしかめてしまった。

気づいてしまえば結構痛いもので、段々痛みが広がってくる。

 

 

 

「コ〜ラ、寝てなさいって言ったろ?足折れてるんだから、無茶すんじゃないよ。」

 

 

「・・・・・帰んなきゃ。」

 

 

 

さっきよりもまし。

痛いことは痛いけど、靱帯は繋がってる。

ってことは、4時間は経ってる。

 

 

 

「ナルト!?」

 

「先生・・・治療、ありがとうってば。」

 

「!!・・・何で、俺が治療したってわかったの?」

 

ドベの俺なら分かるはずがないって思ってる。

それはそうだ。

アカデミーも最低ランクまで下げたんだから。

けど、医療のことに関してなら、俺ってばスペシャリストなんだってばよ。

それに・・・・・・・。

 

「先生、俺の中になにが入ってるか知ってるよね?病院なんて行ったら、俺は殺されてるってばよ?」

 

俺は、当たり前のことを言っただけなのに、先生ってば言葉に詰まっちゃったみたい。

なんか、おかしいこと言ったかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 _____言い訳_____

 

カカシ先生が助けてくれたみたいです。

足折れると痛いんですよね〜。

アキレス腱も相当でしたけどv

怪我した後に、風呂とか入ると、発熱してこれがまた辛い!!

痛みと熱、どっちかにしろよ!!って思うんですがね。

ああ、あのころが懐かしい。

もう一度、あのころのように喧嘩に明け暮れていたいvv

 

(冗談です。)

 

さて、次回は・・・・・どうしようかな?