「よし、皆着いたわね。タッチの差だったけど、君達のほうが早かったから、ナルト、後から組み手ね?」
「・・・・はい。」
にっこりと、爽やかに地獄に突き落とされた。
涙2
ズサ。
が勢い良く腕を横に振ると、地面に一本の線が引かれた。
「良い?君たちは危ないから、そこから出ないでね?結界張っちゃったから出れないとは思うけど。」
がナルトに目配せをして前に出させた。
「今から火遁出すけど、逃げんなよ?逃げると逆に危ねぇから。」
目にも留まらぬ速さで印を組んで、下忍達に向けて術を放った。
「「「「「「「「ぎゃーーーーー!!!!」」」」」」」」
「「「きゃーーーーー!!!!」」」
余りの勢いに逃げるどころか動けなくなった。
だが、術は下忍たちの前で壁にでも当たっているように塞き止められている。
「ね?大丈夫だったでしょ?」
こんな事が暫くと続くのかと、下忍たちはげっそりとした。
「じゃぁ、皆はそこに居てね?ナルト、始めるわよ。」
「OK。」
二人は同時に地面を蹴った。
皆、二人を見ようと躍起になっているが、全く見えない。
ここで見えているのは、車輪眼を持っているサスケと百眼を持っているヒナタくらいだ。
後の者は残像すら見えていなかった。
だが、暗部の隊長クラスの人間が忍者と言えど下忍ごときにしっかり動きを捉えられたら、
それはそれで大変ヤバイ事である。
暫くして、ナルトがから蹴りを貰ったらしく地面に叩きつけられた。
「〜〜って!!」
「ほほほ、ナルったらまだまだ修行が足りないわね。」
は地面に降り立つと下忍たちに向けて、にっこりと笑った。
「どう?ちょっとは技を盗めた?」
「「「「「「「「「「「全然見えませんでした(なかった)!!!!!!!!」」」」」」」」」」」
「うへ?マジで?手〜抜いたつもりなんだけどなぁ・・・・。」
は俯いて、なにやら考え込んだ。
それから、頭を上げて手を叩いた。
「よし!ナルト。もう一本行くよ!」
「はぁ?!!何で?!」
「この子達が私達の動きを目で追えるようになるまで、何回もするの!!」
それを聞いたナルトは、雪の国に行って任務をしていた方が良かった。と心の中で泣いた。
「君たちは、目で追いつけるようになるまで見学ね。修行はつけないわよ?」
「はぁ!何でだよ!!」
キバが勢い良く叫んだ。
と同時に、の拳が振り下ろされた。
「目上の者には敬語を使う!これ常識!!」
キバは・・・・といえば、余りの痛さに声も出すことが出来ずに蹲っていた。
「なぜ、修行をつけてくださらないのですか?」
一番の常識人だと思うサクラが、皆の代弁をした。
「あら、あなたは敬語の使い方が分かってるわねvv親御さんの躾が良いのかしらvv
あ、そうそう。修行は、させたいけど今の状態じゃ危ないのよ。」
「姉貴の組み手は痣じゃすまないことがよくあるから。せめて目で追えるようになんないと、ガードできずに
病院に搬送される羽目になるからさ。」
そんなオーバーなと思っていた下忍’sが笑い飛ばそうとしたとき、ナルトが腕を見せた。
そこは、今蹴られたばかりの所で大きな痣が出来ていた。
「コレ、今出来た痣だって事は分かるよな?両腕、しかもクロスさせて防いだのにここんトコにも痣ができてる。」
トントンと右胸を叩いた。
笑い飛ばそうと持ち上げた口はそのまま引きつりながら上がっていった。
「分かったかな〜?君たちだと死んじゃう可能性もあるわけだ。ナルトが弱いとかそんなんじゃないよ。
ウチのナルトはカカシよりも確実に強いからvvv」
はーとはくっ付いていても、言葉に棘か付いているのが分かる。
それから少しして、また組み手が始まった。
「今日はここまで!それにしても、サスケ君とシカマル君とヒナタちゃんはすごいねvv
こんなにあっさり追いつかれると思わなかった。」
あっさりと、言ってもアレから45回も行われていた。
ナルトは全身打撲に近い状態まで追い込まれていた。
下忍たちは、自分もああはなりたくないとナルトに合掌したのだった。
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2話目終−了−!
修行初日でした!!
ナルト〜〜〜〜!ごめんよ!!!
ウチの夢主はスレナルよりも強い!!
2005/2/22